世界一 浮世絵保有するミュージアムの館長は32歳
東京原宿にある浮世絵専門の太田記念美術館は、1万2千点保有しています
これは世界2位の規模です
そして、長野県松本市の日本浮世絵博物館は10万点保有、世界一です
江戸時代、松本の豪商だった酒井家が200年以上かけて収集しました
世界一の保有とはいえ、博物館には数十枚程度の展示スペースしかありません
訪問してもその全容を知ることは難しいです
また、松本市の中心街から離れた立地のため、あまりアクセスが良くないのも難点です
そのため首都圏の浮世絵ファンの方達にあまり馴染みがない博物館ですが、嬉しいニュースが2つあります
東京上野の東京都美術館では、
The UKIYO-E 2020 日本三大浮世絵コレクションが開催されています
平木浮世絵財団(6000点保有)
そして、日本浮世絵博物館(10万点保有)
三大コレクションが選りすぐりの名品を初めて結集した企画展です
もしコロナ禍がなければ、東京オリンピックに合わせて外国人で溢れかえっていたことでしょう
引用:北陸・信越観光ナビ
また、日本浮世絵博物館の東京分館が浅草に開館予定です
今年4月に開館予定でしたが、コロナ禍により正式な開館予定日はまだ決まっていません
さて、上の記事に写っている若い男性が、日本浮世絵博物館の館長です
浮世絵のコレクションを保有する酒井家の12代目、32歳です
松本城近くにアンテナショップを開いたり、
今回の東京浅草の分館設立に尽力したりと知名度向上に意欲を感じます
10万点と保有数が桁外れなこともあり、
まだ知られていない隠れた名品が埋もれている可能性もあります
今後、話題になることが増えそうなミュージアムですね